糊止め



糊止め

織物を裁断すると必ず糸のほつれが出てきます。
ほつれを整え糊で固め止めていく事を糊止めといいます。

裁断した裂の側面に糊をつけた刷毛を直角に静かに当て止めていきます。
糊止めでは糊の濃度がもっとも重要で濃すぎると糸が刷毛にくっ付いてきてしまいます。逆に薄すぎると固まらずほつれが収まりません。
適切な糊の濃度調整をして糊止めしていきます。

もちろん裂の表面に糊をつけて汚すのは美観を損なうのでご法度です。